モンゴルの鉄道を語るのに欠かせないのが中国国境・二連での台車交換。
線路の幅が違うモンゴル(1520mm)・中国(1435mm)を直通する国際列車は、
一旦工場のような建物の中に入り、乗客を乗せたままジャッキで客車を持ち上げて台車を交換します。
1両1両切り離して作業を行うのですが、これを再連結する時も要注意。
中に人がいるなんてお構いなし。まるで貨車でも扱うように、機関車は全く減速しないで一気につなげてゆきます。
客車が壊れてしまうのではないかというくらいの衝撃です。
コンパートメントに戻るとテーブルの上のものはほとんど床に散乱していました。
(注)列車によっては全員二連駅で降ろされ、台車交換の見学が出来ないパターンもあるようです。