UB RAILFAN  車両ガイド機関車編 (8)  2ТЭ116УМ

    2ТЭ116УМ

    2ТЭ116УМ-014 (2011/5/15)

    形式

    2ТЭ116УМ (2・テー・エー・116・ウー・エム)

    形式 アルファベット表記

    2TE116UM

    モンゴル所属車の製造年

    2010年〜

    製造工場

    ルガンスク(ウクライナ)

    最高速度

    120 km/h

    機関定格出力

    3,600PS×2

     

    2ТЭ116 の改良型である 2ТЭ116У の防塵性能を強化したモンゴル向けバージョンの 2ТЭ116УM

    2010年秋に 2ТЭ116УM-001 の1機が登場、この機関車はモンゴル南部タワントルゴイの石炭をシベリア鉄道経由で

    極東向けに輸送する最初の列車の記念式典で華々しくデビューしました。

    001号機登場の頃は年間4機〜5機ずつ増やしていく予定でしたが、2011年初めにロシアからの増資決定を機に

    2011年中に一気に全35機の導入を決定。現在のモンゴルの鉄道の主役となっています。

    勾配にも強く、6000トンの貨物を牽引できるとの事。

    側面と屋根の形状は2ТЭ116 の流れを引き継いでいますが、前頭部はフランス電機のようなゲンコツスタイルは止め、

    ほとんどM62 に近いオーソドックスな半流形。特に逆台形のヘッドライトの形状はM62 そのまんまです。

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ウクライナ・ルガンスク工場の製造プレート。

モンゴルの機関車は昔からルガンスク製

が多い。

この機関車導入から貼られるようになる

ウランバートル鉄道のマーク。

 


    2ТЭ116УМ-001 (2011/2/1)


    2ТЭ116УМ-007 (2011/3/26)


    2ТЭ116УМ-012 (2011/8/27)

    旅客列車の運用にも就くようになりました。


    2ТЭ116УМ-018 (2011/7/15)

    MR1001 との回送。


    2ТЭ116УМ-026 (2012/5/26)

    この機関車が牽引する貨物列車としてはとても短い編成。


    2ТЭ116УМ-030 (2011/9/24)

    新しい機関車なので、どれも全く同じなのが趣味的な面白みに欠けるところ。

    35機の導入とアナウンスされていましたが、実際は31機で止まっている模様。


 

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